初・枝折峠試走。真夏に登るもんじゃないな…

 

去年、走ってみっぺ南会津に参加して、もう夏にイベントには参加するものか。と

心に誓っていたはずなのですが、なにやら新潟県の魚沼で第16回 枝折峠ヒルクライムinうおぬまが開催されることを知りまして。

5月に走ったハルヒルでは、病み上がりで力を出し切れなかった感じがあったので、もう一回ヒルクライムレース走ってみたい衝動にかられ、夏なのに(しかも8月頭の一番熱い時期に…)後輩も巻き添えにしてレース申し込んじゃいました。👍

今回はその試走を行うため、前々乗りしてレース前日に枝折峠に行ってみました。

 

今回のコースですが、ルートラボだと平均勾配5.9%となっていますが、3.7km地点の5連ヘアピンから徐々に斜度が上がり、

ゴールまでの残り10kmは平均勾配7.4%。猛暑も相まってすんごく地獄でした…(*_*)

※3.7km地点までは平均勾配2.1%ですごく優しい登りです。

 

 

■ユピオ(大湯公園)到着

レースの舞台となる枝折峠(しおりとうげ)は新潟県魚沼市にある国道352号線。

我々の拠点から車で約40分ほど移動します。

スタート地点のユピオとその隣の開会式会場となる大湯公園に到着。

緑豊かで気持ちのいい場所です。

(気温は灼熱で地獄ですが)

ここの中で前日受付できるんですけど、13時からなのでそれまで試走する算段です。

そして、駆け上がれ頂点へ。か。お尻から頂点にならないよう頑張ろう。w

 

 

■雪塊発見

で、そのユピオの隣になんと雪☃が!!!

(汚いけど)

富士山の頂上でもないのに何故こんなところに雪が残っているの!?とハイテンションに。w

(後でスタッフさんに話聞いたら、7月のうおぬま夏の雪まつりで使うために断熱シートで覆って保存していたそうです)

雪の上は空気がひんやりとしていてすごき気持ちいい✨

と、あまり遊んでいると時間なくなってしまうのでとっとと試走を始めます。

 

 

■最初は楽なんですよ…

冒頭で触れましたが、スタートして3.7kmまでは平均勾配2.1%。

談笑する余裕もありましたが、ここから先に現れる5連ヘアピンから枝折峠が牙を剥きます。

 

5連ヘアピン区間の平均勾配は13%。普通にきついです。

一気に心拍数は上がり、呼吸が荒くなります。

インナーローでギア比1.2(36 – 30)使ってますが、ちょっとしんどいです。

ヘアピン区間を抜けても斜度はきついまま。

4.8km地点からようやく若干斜度が緩み、そこから5.3km地点までのストレート区間(500m)は

平均勾配2.1%で脚を休めることができました。

が、写真奥のコーナーあたりから再び勾配がきつくなる。

それから、進行方向が南に切り替わる9.6km地点のスノーシェッド(トンネルっぽいところ)までの

約4km区間は平均勾配6.6%でしんどかったです。

要所要所に10%を超える斜度が現れ、そこだけは同じペースで走れないからダンシングで処理。

それが繰り返されるため、余計に体力が削られます。しんどい…

 

 

■相方力尽きる

9.6km地点のスノーシェッドまで残り200m、私の前をずーっと先行していた後輩が、

どうやら限界まで攻めていたようで力尽きました。

ちょうど日陰になっていて命拾い。頭がぼーっと真っ白に近い状態だったとのこと。

残念、足ついちゃいましたね。ぷぷぷぷ

(俺もついてます)

 

まぁ、左奥にスノーシェッドと、右にこれから登っていかなければならんであろう山道が見え、

今日のコンディションでフラフラでこんな景色がみえちゃったら、そら心折れる気持ちわかります…

そして、どうやら先にいってくれとのこと。

こちらも汗だくでかなり脚にきてましたが、まだ大丈夫だったのでリスタート。

 

 

■残り4kmが本当の地獄

スノーシェッドで昼寝している作業員さん達を横目に、あと4kmでゴールだぁ…なんて思っていたのですが、そんなのまだまだ甘い。

ここから先が枝折峠の真骨頂。(*_*)

残り4kmの平均勾配は8.4%。残り1kmは平均勾配が5.3%まで緩むので、実質本当にやばいのは、そこまでの3km区間。

スノーシェッドから残り1km地点までの3km区間は、平均勾配9.1%と戦国ヒルクライム並み。

(走ったことないけど)

もう、踏んでも踏んでもなかなか前に進まないし、疲労と暑さでめちゃしんどいし。💧

さらに、12.2km地点から100mくらいは平均勾配15%超えという…

あー…残り2kmくらいで足ついて休憩しちゃいました。

もうまじでヤバかったからなぁ🌀

あと1km頑張れば、ほぼフラット(に感じるくらい勾配が緩む!)だったのに。

あーいい景色です。

遠くには、さっきまで死物狂いで登ってきた道が見えます。

気持ちいいなぁ。もうこのまま降りたい…

なんちゃって。ここまできて降りるなんてあり得ない。

2-3分休んだらリスタートです。

 

 

■山頂到着

休憩をいれながら1時間30分弱かけて、ゴール地点までたどり着きました。

枝折峠頭頂~

余韻に浸って、のんびり撮影しているようにみえますが、全然そんなことありません。

めっちゃアブが飛んでいて、止まると私を標的に旋回しだして包囲されるのです。

とりあえず自転車からは降りず、駐車場内をぐるぐると回遊魚状態に。

アブが周りからいなくなった隙きを狙って、素早く自転車から降りて撮影。

なぜこんな苦労して登ってきたのに休ませてくれないんだ。クソアブめ…

 

 

■枝折峠ダウンヒルはテクニカル

登ってきたんだから、そりゃ下りますよね。

あんなにキツかった上りですから、下ったらスピードでるに決まってるんです。

急勾配にくねくねと曲がりくねったこの峠は、下りがめっちゃテクニカルになります。

アブもウザイので後輩待たずに下り開始します。

と、少し下ったら上がってきた後輩と合流。

頂上すぐそこだから待ってるよ。と伝えてしばし待機。

手早く頭頂してきた後輩と再び合流し下り再開。

 

スノーシェッドまでの区間がホントにきつくて、スピードでるのにすぐコーナーだから

ブレーキングとラインに細心の注意を払って走行。

15%区間はちょっと壁に吸い込まれそうになってマジで怖かったです…

 

これ、スノーシェッドより少し下ったあたりなんですが、ワイヤーより先は断崖絶壁。

落ちたらほぼ死ねると思います。

車なら衝突しても、車外に放り出されなければ落ちずにすむかと思うけど、

自転車で衝突したら本人は谷底に放り出されるに決まっている…

マジで怖い…(*_*)

けど、もともとコーナーリングは好きですし、スリリングな局面は幾つもくぐりぬけてきたので

総じてダウンヒルはちょー楽しかったです。👍

 

 

■受付して撤収

ユピオに戻ったときには、13時半くらいになっていましたので、急いで受付へ。

ゼッケン(と、イベント終了後に使う “おにぎり券”)と記念品を受け取りました。

これつけて明日走るんだな。よし頑張ろう。ビリにならないように。

てか、去年のリザルト見たんですけど70%くらいの人は1時間切るんですが、、、レベルがすげー高い…

今日は休憩しながら1時間30分。ガチでビリにならないよう頑張ろう…

 

 

PS

ちなみに記念品は缶詰けんちん汁と魚沼産のお米。

食べるの楽しみです(*´∀`*)

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


Verified by MonsterInsights